教 育 方 針
     
 
全 般
 
 本校は、生物と環境・バイオとかがく・食と健康・福祉と保育の4つの系列を設置する総合学科の高校である。一般教養を高め人格を陶冶するとともに、キャリア教育を実践し、それぞれの特性に応じて、地域社会に貢献しうる有為な人材の育成を目標として、次の目的達成に努める。
 @ 基本的生活習慣の確立

 A

学びに対する興味関心の醸成と基礎学力の定着
 B 思いやりの心と自尊感情の育成。
 C ノーマライゼーションの理念に基づく教育活動。
     
経営の重点
   @ 教職員の共通理解と創意工夫を活かした教育活動の展開(授業力向上)
   A 特別支援教育の体制整備の促進(「高等学校特別支援教育体制整備事業」による甲南高等養護学校との連携)
   B 生徒が相談しやすい環境づくり(カウンセリングマインド)
   C 地域に根ざす個性的な学校づくり(「しがクリエーター12プロジェクト事業」による地域連携の促進)
     
学科の目標
総合学科 「自ら選択し、自ら管理し、自ら責任を取る」ことの実現を目指し、生徒が主体的に意欲的に学習することを目標とする。
 
各系列の目標 
 ○ 生物と環境系列 
 

  勤労意欲を養い、科学的な技術を身に付けさせて、時代に即応した地域社会に貢献できる人材を育成する。そのために、基礎・基本的実験実習を重視し、関係諸機関・本校卒業生との連携を強め、農業クラブの積極的な活動を図る。また、地域産業及び生活環境の実態に応じた知識と技術を学ぶとともに、食農の基礎知識やコンピュータを活用できる知識と技術を習得させる。 

 ○ バイオとかがく系列 
   人体の構造・機能や薬品の製造・試験および情報・工業技術に関する基礎的な知識と技能を習得し、人体と薬品との関連において適切に薬品の取り扱いができ、将来薬業や関連業界の業務に従事できる意欲と創造力および問題解決能力をもった人間性豊かな活力ある職業人を育成に努める。 
 ○ 食と健康系列  
 

  幅広い視点から毎日の生活に欠かせない「食」に関わる基礎・基本を学び、家庭生活で実践・継続していくことを目的として、健康的な食生活を送るための知識と技術を身に付けさせる。同時に適性に応じた専門的な知識や技術力を習得させる。多くの実験実習や各種検定の受検を通じて、創る楽しさと完成の喜び、達成感を得させる。 

 ○ 福祉と保育系列  
   少子高齢化・女性の社会進出など変動する社会の中で、生活の科学的な認識を育て、生活関連産業に必要な専門性の基本を身につける。また保育の重要性を学び、相手を思いやる心をもって地域社会に貢献できる人材を育成する。